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12.たかがペット、されどペット

 土地建物とペットを巡る問題も多岐にわたります。
持ち家ならどんな飼い方をしてもよいというわけではありません。
他方、集合住宅は何が何でもペットはダメ、という現状も考え直す時期に来ています。

 この春に8カ月になる猫が急死しました。避妊手術を施した翌々日です。
私の家族の嘆きは大きく、改めて猫は家族と同じと思いました。

 都市化が進む以前は、猫はネズミを捕るために家にいて、猫は雨露寒さを
しのぐために人家にいたように思います。
日本では、家族というより相互関係のあるパートナーだったかもしれません。

 いま、小子高齢社会が進む中、犬や猫などの小動物は、人生のパートナーに
なりつつあると思います。

アパートや貸家は一切「ペットの飼育を禁ずる」という、現在の契約条項を見直す
必要があるのだろうと考えます。

 一方、非常識な飼い方をしている入居者、建物を傷めた住人など、多くの相談例
もあります。またの機会にお話ししたいと思います。



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