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20.狭い道路
垣根が張り出してますます狭く

 ブロック塀よりも垣根が好き、と言う方も多いと思います。ブロック塀の続く道路より、様々な樹種の垣根が続く町並みが私も好きです。

 植えた頃はまばらだった垣根も、樹種によっては3年くらいで見栄えのするものもあるようです。これが10年を過ぎる頃には、手入れをしないといけなくなります。

 幅が6メートル以上ある道路の場合、垣根が多少道路にせり出しても気になりません。しかし、4m前後となると、せり出した垣根にドアミラーが引っかかることが出てきます。3m前後となると引っかかりながら走ることもたまにあります。

 私が取り引きした土地の前面道路は2.7mでした。古くからの道路で、いわゆる一間半の道路です。道路向かいの宅地は見事な垣根ですが、なにぶん枝葉が道路にせり出しています。自動車を自宅に停めるのに一苦労します。

 「何とかならないだろうか」
私の方に相談がありました。

せり出した枝葉を勝手に切ることはできません。まして、今回は自分の土地にせり出しているのではなく、公道ですから。
 枝葉の切り落としを所有者にお願いしました。「もし良ければ、私の方で切り落として処分します」と申し出たところ、「そのうちやる。手はかけないでくれ」とのことです。

 前回の話と回答が違います。隣の土地にせり出している場合は、「迷惑かけているな」と思うのですが、道路となるとそういう気持が薄くなるようです。

 しかし、これもお互い様です。道路はみんなで使うもので、車社会ではできるだけ自動車の通行に支障がないようにする方が、沿道の住民のためになります。まして、道路向かいの方は毎日車の出し入れに苦労しているのですから。

 最終的に切り落としてもらいました。時間はかかりましたけど。これからのこと、つまりまた大きくなったときお願いしなければなりませんから、あまりしつこく切り落としは求めないことにしました。

 



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