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4.刑務所から出た弟が仲間を連れてきた

 父さんが死んで家を売ろうとした。 弟は刑務所で服役中には続編があります。

 服役中に必要書類を入手しました。弟の性格分析によると一度金をもらうと、くれた人にさらにたかる習性があるようです。

 以前刑務所に入ったときも、出所後に仲間(良くない人たち)を連れてあらゆる親戚に金をせびりに行ったことがありました。

 出所は間近。
 予想されるのは、実家に仲間共と入り込み、退去の要求に対し金を要求すること。仮に入り込む前に実家の建物を壊した場合、家財の廃棄に言いがかりをつけ、金を要求することが心配されました。

 家財といっても、金目の物は弟が売り払っていたのですから、実家の中はゴミだらけです。
 まあ、家の中はひどいものでした。足の踏み場もないといいますが、ゴミの山を歩くような状況でした。

 以上の心配に対処する手法を検討し実践しました。現に、出所翌日に実家へ仲間を連れてきました。結局あきらめて帰りました。

 この弟さん、書類と引き換えにもらったお金(相当の大金でした)を全て使い果たし、無銭飲食の末、警察に逮捕され保護観察となりました。暫くして、新聞に「自転車を飲酒して運行中、転倒して死亡」という小さな記事が掲載されました。
合掌。

 

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