工事監理を住宅建築する工務店さん以外に依頼すると、余計な費用がかかります。
依頼しなければ工務店さんの工事請負契約金額に含まれるのが通常だからです。
技術的裏付けのある信頼できる工務店さんの保証が効いた仕事に、さらに保険をかけるようなものです。
従って、工事監理を誰かに依頼する費用は、「無駄・過剰経費」と考えて良いかもしれません。
技術的裏付けのある信頼できる工務店さんかどうかが最大の要素であることは、既にお気づきと思います。
よもやまでは、あそこが信頼できるここが評判いい、と言うことはできません。
勿論、あそこは気をつけた方がいい、なんてことも言うことはできません。大手ブランドのハウスメーカーさんも同様です。
ある工務店さんについてご近所の方や建築に詳しいお知り合に聞いてみて下さい。良い評判は非常に手短です。
「堅実らしいよ」
良くない評判は饒舌です。
「友人の話だと、こんな手抜きがあったらしい。知り合いの大工さんの話では・・・・・」
ちょっと勇気を出して聞いてみると、「気をつけた方がいいかどうか」は案外分かるものですよ。
と言いながらも、大多数の地場工務店さんは日夜技術の研鑽に励み、建て主さんの期待に応えるたゆまぬ努力をしています。
それでは、私が工事監理業務を引き受けるのは、「信頼性や技術的裏付けに乏しい工務店さんだから」でしょうか?
これは全く違います。
あっ。
表題に対して前置きが大変長くなってしまいました。
まだまだお話ししておきたい前置きですので、もう少しおつきあい下さい。
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