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8.住宅流通市場の信頼獲得−4


 販売の依頼を受けた住宅でした。
 私共のWEB上はご覧戴いているとおり、価格を記載している箇所が3カ所ほどあります。
一覧掲載ページに一カ所、詳細ページに2カ所です。

 「詳細ページの価格が違うけれど、どっちが本当なのですか」というお電話を戴きました。
あわててページを確認すると確かに違います。

 依頼者との価格協議は一般に私共が流通価格査定を提出し、その後に諸費用の概算などを説明した後に媒介価格が決まります。

 詳細ページの価格は一方が査定価格が掲載されていました。これも大きなミスでした。ご指摘戴いた方にお詫びと訂正の説明を申し上げました。そのうえで直ちに訂正ページをアップロードしました。

 WEB上の情報は皆さんの情報として残ります。情報発信者として一層の注意をして参りたいと思います。
 他方、皆様の手許に情報が残ることは、後日に事実と掲載情報が相違している場合に確認手段として有効となります。
 私共宅地建物取引業者と皆様との信頼関係の一助としてWEBが機能すれば素晴らしいと思います。

 WEB上に掲載された住宅の写真と実際のものが違う場合は、単なるミスとしてお許しいただくことはできないかもしれません。2度3度と重なる場合は掲載業者の信頼性は無に帰すでしょう。
もしその相違情報が複数の業者が情報を掲載する統合的なサイトであれば、サイト自体の信頼まで失うことになります。

 地域の詳細な住宅情報を一度に検索することができるサイトがあれば住宅価格についての信頼を獲得できるのではないかとお話ししました。逆に、相違情報が掲載されたサイトは住宅流通市場の信頼獲得に逆行することになります。

 地域住宅情報サイトの構築には、信頼を維持する仕組みが必要不可欠と思います。
そのためには、情報発信者である私共業界人が相違情報を排除することが大切かもしれません。



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