期限通り払うため「家賃の自動引き落とし」というシステムを利用した方が、退去後も引き落としになり手元現金に事欠いた、という話の続きです。
2ヶ月分の家賃は大金です。その残高が知らないうちになくなっているわけです。銀行へすぐ停止するようお願いしても、時間がかかり次回も引き落としになるといわれました。私共へすぐ返金してくれと電話しましたが、1日2日での返金は無理と答えます。
だんだん腹が立ってくるのは理解できます。銀行さん特有の応対で気分を害しているところ、当方のすぐの返金は無理という回答ですから。
「あなたの責任で、立て替えてでも払ってよ」
気持は理解できますが、しかし、私共にできることは、一日でも早く大家さんから振込がされるよう、お手伝いすることしかできません。
信用するかしないかではなく、電話で「かくかくしかじかだから、2ヶ月分の家賃を支払え」と言われても確認できないわけです。もちろん、私共が支払う理由も責任もありません。
「落ち着いてください。私共も事情はよく分かります。できるだけ早く大家さんから入金なるよう、確認作業に協力下さい。通帳の引き落とし部分をコピーして持参するか、FAXしてください。私共はそれを大家さんに示して、退去後の家賃が入金になっていることを説明します。そして、できるだけ早く大家さんから振り込みしてもらうよう、お願いしてきます。」
こう言ったのですが、「確認なら大家さんの通帳でできるだろう。FAXする気持はない」、と一喝されました。
結局、私共が大家さんへの説明、記帳入金確認、大家さんへの確認、振込、退去者への振込連絡までいたしました。所要の日数は、土日を挟んだこともあり5日かかりました。そしてこの間、大家さんへの訪問が3回、銀行へ2回、足を運びました。
怒鳴られながらも、入居者の都合を考えて他の仕事を後回しにして動き回りました。
もちろん?「入金を確認しました。」などという連絡は退去者からありません。後味の悪いお手伝いでした。
入居者と大家さんの間に生じたトラブルは、できるだけ私共が関与して解決したいと思っています。それが、私共の社是であり個人の信念です。
自動引き落としは入居者の判断と責任で行ったもので、私共がお願いしたものでありません。
それなのに・・・・・
また、ぼやきになりました。
口座引き落としには、退去時に注意をしてください。
できれば面倒でも自動引き落としにしないで、振込に行った方がいいかなぁ・・
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