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26.家賃の滞納が増えてきた−4

 前回まで、タイトルと少しそれた話題となりました。
ほとんどの方が「期限まで」家賃を払わなければならないと強く思っていることを、伝えたかったのです。自分自身もそうです。会議等の出席の返事も、できるだけ早くするようにしています。

 さて、給料日が月末のために、翌月早々に払う方もいます。月末まで払う約束ですが、5日前後になる方です。この方も厳密には「期限後納入」となります。それでも、10日遅れるということはなく、毎月振り込まれています。
 督促しなくてもよいので、さほど私共に負担は生じません。世間の許容範囲といって良いのではないでしょうか。もちろん、大家さんの中には、許容範囲の狭い方もおりますが。

 毎月20日くらい遅れて支払う、という方もいます。この方は、明らかに許容範囲を超えています。私共に大家さんから毎月のように連絡が来ます。私共は大家さんに代わり督促の電話をしたり、督促状を作成し、玄関に差し込みに行きます。私共も、毎月のことですから、負担に感じるわけです。私共は、この督促等で料金を頂戴していません。

 「1ヶ月も遅れた訳じゃないのに」と思われるかもしれません。その通り、年に1度2度のことなら、世間の許容範囲と思います。しかし、毎月となると話は違います。明らかに世間の許容範囲を超えるのです。いつも通り、「法律上はともかく」ですよ。

 許容範囲とは、おおむね他人に余計な手間をかけさせない遅れ、と言って良いかもしれません。

 また、ページを替えて話を続けます。



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