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2.道路の舗装になぜか反対する隣人

 町内の道路が砂利道だと、雨が降ると靴は汚れる車はドロドロと、いろいろ大変です。
道路の所有者が誰か、によって舗装する段取りは変わってきます。
たとえ応分の負担があっても、道路が舗装された方が良いに決まっている、と思うのですが。

 町内の砂利道を利用する世帯数が10あるとして、必ずと言っていいほど舗装に反対する人が一人います。 懸命に舗装を目指して汗を流す人が一人、積極的に支援する人が二人、舗装に賛成し応分の負担にも好意的な人が三人。舗装には賛成だが応分負担に渋々協力するのが二人、賛成だか反対だか良く分からないけど、負担に渋々協力する人が一人。そして、舗装自体にも反対する人が一人。今まで多くの案件を手がけましたが、こんな構成が多いようです。
経験上、10人に一人は反対者がいる。

 反対する人は決まって次のように言います。
「舗装されれば車がスピードを出して危ない」
「他の町内の人も通るようになって、交通量が多くなる」

 説得する手法と解決方法は多々あります。
ケースによって違いますが、共通して言えることは焦らず時間をかけて説得することです。時間はかかりましたが、いろいろな手法を使い舗装の実現をしてきました。

 本当に多くのケースを手がけましたが、1件だけ断念したケースがあります。それは、道路所有者の承諾がないため断念したケースです。1年間かけましたが、実現できず大変残念な結果となりました。
 道路所有者は一人ですが、その人は沿道に土地建物を所有していません。ようは、どうでもよいのです。

 このように道路所有者が町内に宅地建物を持っていないケースでも、ほとんどの場合、承諾してくれます。




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