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38.基礎の鉄筋ズレてない?−9

 諸種の問題がある土地で、設計や施工手順に格別の配慮が必要なケースは、技術的裏付けのある信頼できる工務店さんと協力して行う設計監理と工事監理が必要です。

 技術的裏付けのある信頼できる工務店さんは、建て主さんの希望する建築企画をたて経済合理性を配慮した高品質な住宅を建築することが専門です。
 住宅建築の専門家として、あらゆる前提条件のなかで、よりよい住宅を建てようとするのが、工務店さんです。
 前提条件とは、様々な土地利用の制約、不便さや使い勝手の悪さと言ってよいと思います。
 建築企画と設計の過程で、土地利用の不便さや使い勝手の悪さを感じさせない工夫をします。があれば、設計や建築企画の過程で

 他方、税務・道路境界事務・電力会社及び将来の水道工事に関する協議、将来の通行権紛争の予防といった、本件のように課題の多い土地において、土地の利用に関する総合的な企画調整を行うことは、私共の専門分野です。 
 あらゆる制約の根源に働きかけ挑戦し、将来の禍根となる芽を除きながら、地域の方たちにも喜んでもらえる公平で公正な土地の利用を実現しようとするのが、私共の目指す権利開発型問題解決型の設計監理及び工事監理業務です。

 総合的に対策を講じ行動が実を結んだとき、本来負担する必要のなかった工事費や税金などが節約でき、依頼者に対し経済的な貢献をすることができます。
 行動しなければそのまま残ったはずの制約がなくなり又は緩和されることで、将来にわたって制約のない利用を享受できます。
 しかも、この利用は将来にわたって安心できるものとなります。

 多くの利害関係人との必要交渉を代行しますが、交渉や調整は公平互譲の精神で臨むこととしています。
 依頼者の利益のみを一方的に実現しようという企画は、仮に実現できたとしても結果的に将来に禍根を残すこととなります。
 公平互譲の精神で解決にあたったという地域全体で公平な処理がされた経緯が残ります。

 「不動産コンサルティング技能登録」という言葉をご存じですか?
 国家資格でも公的資格でもなく、「国土交通大臣が認定した民間団体の検定に合格して登録した」という意味です。
 あまり耳慣れない言葉と思いますし、中身はなおさらわかりにくいと思います。

 さらに横道にそれますが、少しだけ次回にこのお話しさせて下さい。
 長い前置きの上に横道ですから「一体いつになったら、ずれた鉄筋になるんだ!」とおしかりを受けそうですが、少し筆に任せて進めていきます。



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