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電柱のことを少しお話ししたいと思います。
電柱といっても、大きく分けて電力会社の設置するものと、電話会社の設置するものがあります。
どちらも民間会社ですが、かなり公共性が強いので、電柱をめぐる相談は役所との交渉と似ているところがあります。
電柱の悲しい運命は、電気や電話は日常不可欠で電柱も利用に必要だけれど、電柱はじゃま!とみられることです。
地中化工事が望ましいのですが、格段に電柱架設が安いので地中化は進みません。
地域の人々にとって必要不可欠な設備なんだけど、電柱が自宅前にあると本当にじゃまですよね。
土地の利用に制約となるだけでなく、トランスという器械が乗っている場合は、夜や雨の日にうなり音がして結構うるさかったりします。
だから、電柱は自分に影響のない場所にたててくれ!と誰もが望みます。
ご近所の電柱の間隔を見て下さい。
概ね6軒に一本位の割合で立っていませんか。
「電柱一本から20軒くらいに供給できない?」と思うのですが、人様の屋根の上を供給電力線が通のは具合が悪いのだそうです。
言われてみると、自分の家の前に電柱があるだけでなく、何軒分のもの電線が家の上を通過したんでは、気分的にたまりませんね。
だから、一本の電柱で電力供給できる軒数は限られ、電柱の設置位置と本数は、自ずと最小数が決まります。
電柱一本が垂直に立っている他に、斜めにもう一本添えたりした電柱を見たことありませんか?
一本道の途中にある電柱は、ほとんど一本で立っていますね。
本線の電線は一方向になっています。
両腕を広げて両方から同じ力で引っ張ってもらうと、腕は痛いけど身体はぐらつきませんね。
一本道の途中の電柱も同じです。
左右(前後といった方がよいでしょうか?)に本線が伸びているなら、電線によって一本電柱は均等に引っ張られています。
ですから、一本で立っていることができます。
話が長くなりました。次回に続けます。
それと、あまりに横道にそれたので、さかのぼって表題に副題を付けることにします。
表題そのものを変更すると文意が変わるかもしれないので、変更しないままとさせて下さい。
すこし、筆の進むままに任せたいと思います。
4.水道管
5.通行権
6.下水管の輻輳
7.道路が行き止まりで狭い
8.プライバシーと興味
9.その他
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