[戻る]




49.基礎の鉄筋ズレてない?−20(電柱の移動5)

1.税金
2.セットバック

今回の電柱移設の工事費は架設電線の付随工事が発生したため、高額な規模となりました。

どんな場合に電力会社が負担してくれるのでしょうか?

私共の経験では、道路が広がるような移動で自分の宅地に移動する場合、原則として電力会社が工事費を負担してくれます。

これに対し、道路にある電柱を同じ道路に移動させる場合は、移動を申し出た方に工事費の負担が生じるようです。

例えば車庫を建てるけど宅地前の道路にある電柱がじゃまとなるとき、
「自分の敷地に設置していいから、移動して下さいね」
と言えば、道路はひろがりますので電力会社が工事負担をしてくれます。

これに対し、
「じゃまだから、道路のこの場所に移動して下さい」
と言うと、
「分かりました。工事費は40万ほどかかり、お支払いを確認してから移動します。」
となるようです。

「控え」の工法変更についてはケースによるようですが、概ね敷地を提供している場合は電柱所有会社は費用も含め柔軟に相談に乗ってくれます。

太い電柱が斜めにあるより、ワイヤーに代えるだけでも心理的に違いますよね。
費用をかけずにより使い勝手をよくするには、工法を含めご自身がよく考えて、電柱所有会社に具体的な相談をすることが大切かなと思います。

電力会社と電話会社は、敷地の提供者や電柱によって迷惑をかけている地域の方に、感謝の気持ちを持っているんだと思います。
ですから、電柱設置会社にとって負担や手間がかかるからといって、嫌な顔をされることはあまりありません。
部署によってはお役所的で冷たい感じがしたり、反応が遅かったりする大会社ですが、この手の相談は親身に応じてくれますよ。
少し、気になることがあったら相談してみたらいかかがですか。
具体的な提案には、技術的な観点から可能であれば応えてくれると思いますよ。

4.水道管
5.通行権
6.下水管の輻輳
7.道路が行き止まりで狭い
8.プライバシーと興味

9.その他



BACK不動産よもやま話NEXT



| TOP | ご挨拶 | 売買情報 | 賃貸情報 | 不動産よもやま話 | 会社案内 | スキー教室

ご意見ご感想は daiti@jeans.ocn.ne.jp までよろしくお願いします。