下の写真で「基礎」コンクリートの上に横たわっている材木が、「土台」です。
ほぼ基礎コンクリートの真ん中に、土台が横たわっています。
丸い「くぼみ」があり、金属のパイプか棒のようなものが突き出ています。
わかりますか?
くぼみが土台角材のほぼ中心にあることがわかります。
よい施工である証拠です。

下の写真はどうですか。くぼみの位置に注目して下さい!
少しわかりにくいですが、くぼみと金属棒の位置が少し左にずれています。
材木と基礎コンクリートの位置関係から言うと、基礎の右側に材木がズレています。
金具は基礎に埋め込まれたアンカーボルトに座金とナットです。
地震で左右に揺さぶられた時に材木が破損しないかどうか、心配な位置ですね。
結論から言うと、基礎コンクリートの施工精度が悪い分、ずれたものです。
通常は、先の写真の通り、そんなにずれることはありません。
基礎コンクリート工事の悪い施工例となります。
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