暫くぶりの書き込みです。3月一杯は不動産情報の充実のため「よもやま」を少しお休みしていました。
土地に接する道路に自治体のマークの入ったマンホールがあります。下水のマンホールです。土地と接続すれば下水の利用が可能ともちろん考えました。いろいろ調べた結果、下水管に間違いなく、接続すれば水洗トイレとすることが可能と分かりました。
しかし、接続の許可が出ないのです。使えるけれど使えない。理由はここでお話しできませんが、とにかく接続工事の申請は受理できないという、自治体の回答です。
ここでお話ししたいことは、自治体のお役所仕事の批判ではありません。購入しようとする土地や所有する土地に「あると信じて疑わない設備」も、実際に使える状態になければ危険だということが一つです。もう一つは、不動産の設備の調査は、「あるかないか」と「使えるかどうか」だけでは足りず、「申請が受理され、工事ができるか」まで深めることが必要ということです。
私が取引する場合は、「実際に使える状態にして」からを原則としています。
この土地の場合は、紆余曲折と時間がかかりましたが、ある方法で実際に接続し「使える状態にして」販売しました。
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